< No.30 > SEPTEMBER 26, 2003 (Fri)
★ レオ … お腹の腫瘍(初診、アガリクス(2)) ★ りゅう … おハゲ(初診、検査、寄生虫駆除内服薬、抗生剤内服薬、アガリクス)
レオのお腹に初めて腫瘍を発見してから1ヶ月半余り。 ついに彼を病院に連れて行くことができた。 りゅうくんのおかげね ♪ でも、そんなのん気なことを言っていられないくらい、りゅうくんのおハゲはひどかった!
背中側は何ともないから一見分からないのだけど、お腹をひっくり返してみると、胸のあたりは殆ど毛がなくって地肌が丸見え! で、それが腕の方まで広がってきてる。 お尻のあたりも何となく毛がまばら。 地肌も、白っぽくてガサガサした部分や赤味を帯びた部分があって、健康な皮膚とは言いがたい状態。 これは放っておくわけにはいかない。 でも何でこんなことに!? かわいそうなりゅうくん…。 原因が分かって早く治るといいね。
母が一緒なので贅沢してタクシーでレッツ・ゴー! あ〜ラクチン! でも1人だとやっぱりもったいなくて、頑張って歩いちゃうのよね〜。 タクシーだと往復1800円。 バスだと往復290円。 う〜ん。 1500円あればランチ1回できるなぁ、と思うとやっぱり普段はバスかな。(笑)
病院はわりと空いていて、受付した数分後にはもう診ていただけた。 今日は院長先生と奥様先生と助手の方の3人体制。 奥様先生はハムの扱いにとても慣れていらっしゃるように見えるのでとても心強い。
まずはレオくんから。 予想通り、お腹の腫瘍を診ていただいただけで診察は簡単に終わった。 そして問題のりゅうくん。 「こりゃたいへんなことになってるね〜。」 というのが院長先生の第一声だった。 ハイ、そうなんです…。 とってもかわいそうなんです…。
まず院長先生がお腹側の毛束を採取して顕微鏡で検査。 その間に奥様先生が背中側にも小さなおハゲを見つけてくださって、そちらの毛束も検査。 その後、写真入りの症例集を見せていただいて、りゅうの症状についての説明があった。 最後にその場で2種類のお薬を飲ませてもらって診察は終了。
< 院長先生のお話し >
★ レオ 腫瘍の大きさは4ミリ。 アガリクスをあげて様子をみて、何か変化があればまた診せに来るように。
★ りゅう 背中側の毛束からニキビダニを発見。 これが脱毛の大きな原因だと考えられる。 ニキビダニは健康なハムスターの身体にもいるが、身体の抵抗力が弱まるなどすると増殖して脱毛を引き起こす。 また、アトピー性の症状にも似ているので、両方の原因が重なっているとも考えられる。 基本的に皮膚が弱い体質なのだろう。
飲み薬を2種類処方。 1つめは皮膚寄生虫を駆除するためのシロップで、週に1回病院で飲ませる。 2つめは抗生剤入りのシロップ。 1回4滴、1日2回12時間おきに。 次回は、1週間か少なくとも10日以内に来院のこと。
レオくんはキャリーの中でもおとなしかったし、診察中も落ち着いた様子だった。 初めてにしてはこの落ち着きっぷりはなかなかのものかも ♪ えらいぞ、レオくん。 一方のりゅうくんは意外に臆病らしく、診察中に先生の手から飛び出しそうになるし、診察台の上でもサササーッと走り出してしまうしで冷や汗ものだった。 兄弟でもこんなに性格が違うのね〜。 ハムって本当に奥が深い…。
ところで、りゅうくんが診察台から落っこちないように、次回は大きめのタライを持参しようかしら? 先生がうっかり手を滑らせてもタライで受け止めればいいし、タライの中に入れておけば突然走り出して落っこちる心配もないものね。
それにしても、やっぱり奥様先生は頼もしい。 りゅうから毛束を取るのに院長先生は手袋ハメてかなり奮闘していらしたのだけど、奥様先生は素手でひょいっとつかんでサッと毛束を取ってしまった。 その見事な手さばきに飼い主感激〜。
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